事業内容 - 株式会社小田原技研

測量機器で計測を行い、墨汁入りの壷と糸で建物に基準の線を引く業務が「墨出し」です。
墨出しの正確・精密さが建築工事の土台となるので、非常に重要な作業です。
株式会社小田原技研は、「確かな技術で安心と感動を提供する」の精神で、墨出しを通して地域社会の発展に貢献いたします。

MARKINGS 建築墨出し業務全般

墨出しは建設現場における実寸大の設計図です。工事工程の「基準」として重要です。

遣り方・杭芯出し基準墨出しなど工事現場で必要な墨出し全般を行っております。
墨出しは、建造物の壁や柱を施工していく上でとても重要な役割を果たしています。正確な設計図の作成、それを元にした正確で素早い墨出し作業が大切です。
小田原技研は、幅広い業種・業態のお客様のニーズに対応していくことができます。

遣り⽅

遣り方（やりかた）は、基礎工事に先立って、柱・壁などの中心線や水平線を設定するため、必要な個所に杭を打って仮設物を作る工事です。実際の建築物の正確な位置･高さ・水平の基準となる、非常に重要な工程です。

杭芯出し基準墨出し

杭芯出しは、杭を打つための目印を現場の地面に付ける工事です。杭の中心を設計図を元に出し、図面に描いてある線を、実際の現場に描いていきます。設計上や施工上の基準となり、目安になります。

熟練の技術力と豊富なノウハウが求められる建設現場に不可欠な計測管理業務

現場で鉄骨部材を組み立てることを鉄骨建方（てっこつたてかた）と言います。制作してきた鉄骨部材を現場に搬入し、その場で組み立て作業を行うのですが、この建方の精度が悪いと、建物が垂直・水平に組み立てられません。所定の精度になるように管理することは非常に重要な業務となります。

3次元測量による建ち直し合番

3次元測量は、X軸、Y軸といった2次元の測量座標に、高さ=Z軸を加えたものです。
その3次元の座標を管理することにより、複雑な構造の建物やユニークな形状をした建物の建築を実現することができます。

バームステーションによる杭穴掘削合番、及び杭打設時の建込み合番を行っております。

通常、基準点の設置減少や2方向からの視準といったことが課題になりますが、PM工法はロッド中心軸座標の偏芯・傾斜を1台で測定できるため、大変有効な工法です。

PM⼯法に関する動画

既製杭精度管理システム（PM工法）